バスタブの泡は多すぎて溢れる
恋愛不適合者というか、人生不適合者じゃないかと思えてくる。でもそれを誰かのせいにしてはいけない。わたしが悪い。わたしが選んだ道。
明日になればこの夢は醒めてしまうの?
そんな思いを知らなければ。なんてたらればを今日も今日とて抱く夜。
目の前のことを信じればいい。それがわたしにとって嬉しい言葉なら、素直に受け入れればいい。
それが出来なくて、どういう意図で発せられている語なのかをいちいち考えるから傷を負うのに。
それもまた、わたしのせい。
辛いことや悲しいことがあった時に、ただただ味方でいてくれて、抱きしめてくれる人がほしい。
それだけの願い、何て言いながらそれがとても難しいと、勿論分かっているよ。だから夢を見ていたんだと思う。そんな時間の夢を。温もりもあったし、感触も覚えているし、何もかも忘れられないけれど、それでも夢だった。夢だったの。
だって何もかも叶わなかったから。
まだまだまだまだこのままがいい。
まだまだまだまだこのままが、いい。
わたしがずっとずっと願っていて、絶対に叶わないと分かっていたこと。それなのに願ってしまうのは、優しさという名の罪。
また一つ歳を重ねて、思い知る。
わたしからしたらただの深夜。夜更かしはいいことがないね。おやすみ世界。