ヒロイン
帰り道、雪が降り出す。頭の中にヒロインが浮かんで、口遊みながら空を見上げる。
君の毎日に僕は似合わないかなぁ。
瞳の中に雪がひらひらと吸い込まれて、そのまま涙のように流れていく。
…会いたいなぁ。
紺色の空に広がる白い雪は、とても綺麗で、冷たくて。
こうやって季節を超えていくしかないのかな。
男の人が沢山集まる場所に行った。怖かったし、もう行きたくないと思ったけれど。優しい人もいた。
多分、彼と出会う前の私ならちょっとくらい惚れかけていたかもしれない。
もう、今は思えない。好きになれそうとか、分からない。異性として好きかどうかの感情は置いてきてしまったのかな。
美容院に行ったら素晴らしい担当さんに出会った。絶対モテるんだろうな。
そんな人に髪の毛と頭皮をこれでもかと触られるのは緊張するものです。
トドメの接吻面白いね。麦ちゃん可愛い。
ホストクラブには絶対に行かないと決めている。どハマりするから。